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Docusaurusについて

· 4 min read

Docusaurusでは、赤い枠の警告とかなんかそんなの作れないのかな

はい、Docusaurusでは、**「Admonitions (アドモニションズ)」**という機能を使って、赤い枠の警告や、青い枠の情報など、目立たせたいテキストブロックを簡単に作成できます。


Admonitionsの種類

Docusaurusには、以下のようないくつかの種類が用意されており、用途に応じて使い分けることができます。

タイプ名役割
note補足情報やヒント
tip便利なテクニックやコツ
info重要な情報
warning注意喚起
danger警告や危険な情報

使い方

Markdownファイル内で、:::で囲むだけで簡単に作成できます。最初の:::の後に、タイプ名とタイトル(オプション)を記述します。

赤い枠の警告(danger)の例

:::danger
これは**非常に重要**な警告です。
この操作は元に戻せません。
:::

その他のアドモニションの例

:::note
これは補足情報です。
このセクションの概要を説明しています。
:::

:::tip
**ヒント:** `Ctrl + C`でプロセスを停止できます。
:::

:::warning
この機能は非推奨です。
:::
note

これは補足情報です。 このセクションの概要を説明しています。

tip

ヒント: Ctrl + Cでプロセスを停止できます。

warning

この機能は非推奨です。

これらのadmonitionは、Dキュメント内でユーザーに特に注意してほしい部分や、重要な情報を強調する際にとても便利です。

うーん、ソフトを紹介するときにあることになってるけど、実際は使えない場合は、noteかな?

いいえ、そのケースで最も適切で、よく使われるのは danger または warning です。

DocusaurusのAdmonitionsは、それぞれ異なる目的で使い分けられます。

  • note : 補足情報やヒントなど、必須ではないが役に立つ情報に使います。青い枠で表示され、ユーザーに注意を促すというよりは、情報を付け加えるニュアンスです。

  • danger : 破壊的な変更や、元に戻せない操作システムに重大な影響を及ぼす可能性のある情報に使います。赤い枠で表示され、ユーザーに絶対に無視してはいけないという強い警告を伝えます。

  • warning : dangerほどではないが、注意を払うべき点や、非推奨の機能将来的に変更される可能性のある情報に使います。黄色い枠で表示されます。

「ソフトを紹介するときにあることになってるけど、実際は使えない」という情報は、ユーザーの期待を裏切るものであり、作業の妨げになる可能性が高いため、**warningdanger**を使って、明確に注意喚起することが適切です。

例えば、以下のように記述すると、ユーザーは一目でその情報が重要だと認識できます。

:::warning
この機能は、一部の環境では動作しません。
:::
warning

この機能は、一部の環境では動作しません。

:::danger
注意: このツールは現在、利用できません。
:::
danger

注意: このツールは現在、利用できません。

danger または warning どっちにする?

「ソフトを紹介するときにあることになってるけど、実際は使えない」という情報には、**warning**を使うのが適切です。

なぜなら、この情報はユーザーの作業を妨げる可能性があるものの、データが失われるような重大な危険性を伴うわけではないからです。dangerは、元に戻せない操作やシステムに深刻な影響を与えるような、より強い警告を伝えるために予約されています。

warningを使って、この機能が使えないという注意喚起を促すのが、最も適切で親切な方法です。


warningを使った例

:::warning
注意: この機能は、現在サポートされていません。
:::
warning

注意: この機能は、現在サポートされていません。

dangerを使った例

:::danger
警告: この操作を実行すると、すべてのデータが削除されます。
:::
danger

警告: この操作を実行すると、すべてのデータが削除されます。

このように、メッセージの内容に応じてAdmonitionを使い分けることで、ユーザーに情報の重要度を正確に伝えることができます。