PlantUMLで描ける図表の種類とサンプル
PlantUMLでは、テキスト形式でさまざまな種類のUML図や、UML以外のダイアグラムを描くことができます。
ＵＭＬ
UMLに定義されている図表を纏めています。
アクティビティ図 (Activity Diagram)
処理の流れやワークフローを表現する図です。フローチャートに近い感覚で使えます。
クラス図 (Class Diagram)
クラス、インターフェース、属性、操作、そしてそれらの関係を静的に表現する図です。
コンポーネント図 (Component Diagram)
システムのコンポーネントとその依存関係を表現する図です。
配備図 (Deployment Diagram)
システムのハードウェアとソフトウェアの物理的な配置（デプロイメント）を表現する図です。サーバー、ネットワーク、データベースなどの関係を示します。
オブジェクト図 (Object Diagram)
特定の時点でのシステム内のオブジェクトとその関係を表現する図です。クラス図とは異なり、具体的なインスタンスと値を記述します。
シーケンス図 (Sequence Diagram)
オブジェクト間のメッセージのやり取りを時系列で表現する図です。
状態遷移図 (State Diagram)
オブジェクトが時間経過やイベントに応じて状態を変化させる様子を表現する図です。システムの挙動を詳細に分析する際に役立ちます。
ユースケース図 (Use Case Diagram)
システムの機能をユースケースとして表現し、それに関わるアクター（利用者や外部システム）との関係を示す図です。
アーキテクチャ図 (Architecture Diagram)
アーキテクチャー図とは、システム全体の構成要素とその関係性を一目で把握できる設計図です。
作業分解図(Work Breakdown Structure)
作業分解図は、プロジェクトの作業を階層的に表現するための図です。
ER図 (Entity-Relationship Diagram)
データベースのエンティティ（実体）と、それらの間の関係を表現する図です。
ガントチャート (Gantt Chart)
プロジェクトのスケジュール管理などに用いられる、タスクの期間と依存関係を視覚的に表現する図です。
Json
Jsonは最近よく使われるデータフォーマットの一種でplantUMLを用いて可視化する事が可能です。
マインドマップ (MindMap)
アイデアを整理したり、思考を視覚化したりするのに役立つ図です。
ネットワーク図 (Network Diagram)
ネットワーク図とは、機器やシステム間の接続関係を視覚的に示す図です。通信経路や構成要素の配置を一目で把握できます。
タイミング図 (Timing Diagram)
時間軸に沿ったイベントの発生タイミングを表現する図です。
ワイヤーフレーム (Wireframe)
Webページやアプリケーションの画面レイアウトを簡易的に表現する図です。UIの骨組みや配置を素早く共有するのに適しています。
Yaml
Yamlは最近よく使われるデータフォーマットの一種でplantUMLを用いて可視化する事が可能です。
ディターア図 (Diagrams that are Assembled Ascii Art)
非常にシンプルで覚えやすい記法で、ボックス、線、矢印、色などを表現できます。